ペキニーズは小型犬ですが怖いもの知らずでとても勇敢な性格の持ち主です。
独立心が旺盛で頑固な面があり、打ち解けるまでに時間がかかります。
感情もあまり表には出しません。
慣れてしまえば忠実で温和な面を出すようになりますが、
プライドが高くとても気分屋さんです。
自分の世界でのんびりと過ごすことが好きで、
簡単に言うとペキニーズの性格は、犬というより猫みたいな感じです。
独占欲が強く、飼い主さんには忠実で甘えん坊ですが、
知らない人や知らない犬には距離を置く慎重な面もあります。
自分から攻撃することはありませんが、
争いの場面では後へ引かない負けず嫌いなところがあります。
番犬にも向いています。
静かな暮らしが好きなので、騒がしい環境には向いていません。
小さな子供は苦手です。
小型犬で運動量をそれほど必要としない犬種なので
家の中で遊ぶことが多くなりますが、
家の中ばかりでは外の世界の勉強ができないので、
気分転換も兼ねて短時間でも毎日散歩をするようにしましょう。
外でもペキニーズの性格を発揮し、のんびりと散歩します。
飼い主さんもそののんびりに付き合ってくださいね。
寒さには強いのですが、暑さに弱いので暑い場所、夏場の散歩には注意しましょう。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
ペキニーズは頑丈な体の小型犬です。
頭部が大きくて体高よりも体長のほうが長く、
ズングリとした洋梨のような体型をしています。
前肢は太くがっちりとしていて後肢はやや細くなっています。
前肢が短くがに股なので、愛嬌のあるローリング(横揺れ)歩行をします。
体高は約15〜23cm、体重は3.2〜6.5kg
オスよりメスのほうが重いという特徴があります。
被毛は下毛上毛のダブルコートで、下毛は分厚く、
上毛は長くて硬いまっすぐな毛質です。
全身が長い被毛で覆われていますが、
シーズーのように額に毛がかかることはありません。
ペキニーズの獅子を思わせるようなたてがみが首から肩の外まで広がっていて、
耳、胸、大腿、尾などの体のいたるところに長くて豊かな飾り毛がみられます。
鼻ぺチャでクリクリとした大きな目をしており目の色は暗色です。
尾は背負っています。
毛色に制限はなく、いろいろな毛色があります。
アルビノとレバー以外は認められています。
日本ではホワイト、フォーン、ブラックなどが多いです。
パーティーカラーの場合は、均等に色が散らばっていることが必要です。
顔はブラックが好まれています。
普段はゆったりのんびりと落ち着いていて無駄吠えも少ないので、
室内犬として飼育するのに適しています。
その反面、過敏で負けず嫌いなところもあるので注意しましょう。
ペキニーズは袖犬といわれる犬ですが、
ズングリとした体系からか抱っこされることをあまり好まないようです。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
昔、中国で寵愛(ちょうあい)を受けたペキニーズが
皇帝の棺をお墓まで導いたといわれています。
1911年、西太后の葬儀では
「モータン」という名のペキニーズが棺を先導しました。
その後、ショーへ出陳され短吻種ブームが訪れたのです。
現在もペキニーズは自慢のふわふわの被毛や
ローリング歩行など華麗な姿を披露してドッグショーで活躍しています。
ドッグショーとは、純血犬種の品評会です。
その犬種の基本的な犬種標準(スタンダード)に最も近いかを競うものです。
毛艶をよくして、ハンドラーのもとで立ち居振る舞い、
美しく鍛え上げた身体の優劣を決めます。
一般家庭では愛玩犬として飼育されています。
普段はあまり見かけないペキニーズですが、ファンはかなり存在しています。
ペットショップでもたま〜にしか見かけませんが、
隠れた人気犬なのでもしかしたら身近にいるかもしれませんよ。
温厚な性格で外観の愛くるしさで癒され、
ふわふわな被毛に触れて癒されることからセラピー犬としても活躍中です。
お年寄りにも人気の犬種です。
ポスターやカレンダー、雑誌などのモデル犬や、
テレビのドラマやCMでも見かけるタレント犬などさまざまな場で活躍しています。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
ペキニーズの歴史
中国で千年以上の長い歴史を持つペキニーズ。
先祖犬はチベットのラサ・アプソといわれていますが
そのルーツは定かではありません。
ペキニーズは昔、中国の宮廷内の限られた人物のみによって飼育されていました。
長い間、中国皇帝の独占物として育てられ、宮廷内でとても愛されてきた犬種です。
宮廷内から持ち出したり危害を加えた者は死刑に処されたと伝えられています。
高貴なものの象徴とされる獅子に似た風貌で、
ラマ教がさらにその風貌を強調するための交配を行い、
その結果ペキニーズは「獅子犬」(ライオン・ドッグ)と呼ばれるようになりました。
皇帝たちがペキニーズを袖に入れて可愛がっていたというところから
「袖犬」とも呼ばれていました。
1860年のアヘン戦争で中国はイギリス軍に宮廷に侵略され、
多くの戦利品を奪われました。
多くの犬の死体がある中、その中に奇跡的に生き残った5頭のペキニーズがおり、
中国の宮廷内からイギリスへと持ち帰られました。
5頭のうちの1頭がビクトリア女王に献上され、イギリスでの交配が始まりました。
最近の研究でシーズーやパグの先祖であることがわかってきています。
原産国の中国では絶滅しましたが、
他の国から世界中に広まっためずらしい犬種なのです。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア